好みのコーヒーの選び方

美味しいコーヒーに出合う4つのポイント

[目次]
1,味の特徴で選ぶ
2,コーヒーの産地で選ぶ
3,焙煎の度合いで選ぶ
4,鮮度(焙煎日の確認)

1,味の特徴で選ぶ

コーヒーの味は、「香り/Aroma」「風味/Flavor」「コク/Body」など10前後の要素をもとに良し悪しを判断して行きます。
よりシンプルに感じるには主に下記の3点を意識すると分かりやすいです。

A,「甘み/Sweetness」
本当に美味しいコーヒーは、真っ赤に熟した赤いコーヒーチェリーというフルーツのみを厳選し作られているのでフルーツのような甘みを伴います。
B,「コク/Body」
コーヒーには苦味成分が含まれており焙煎をすることによりコクが出てきます。コク・苦み・エグみ・渋みは混同しがちですが、本当に美味しいコーヒーのコクや苦みはビターチョコレートやキャラメル、ローストナッツを思わせるような味わいが口の中に広がります。
C,「酸み/Acidity」
コーヒーを選ぶ上で特に毛嫌いされやすいのがこの酸みです。コーヒー=苦い飲み物と考える場合、必要のない要素かもしれません。
しかし、スペシャルティコーヒーのもつ酸みは、上記の甘みやコクとバランスよく混ざり合いベリーや柑橘類を思わせるフルーティな味わいを生み出してくれます。
BUCKLE COFFEEで置いてるコーヒーの酸の強さを測ったところ、人間が美味しいと感じる酸の強さでした。(PH4.0前後)

自分がどの要素を特に美味しいと感じるか考えながらコーヒー豆を選ぶと良いかもしれません。
飲み方や食べ合わせなども考えて選ぶことでさらに幸せなひと時に変わるでしょう。

2,コーヒーの産地で選ぶ

コーヒーの主な産地は、大きく分けると下記の3つの地域に分類できます。
コーヒーの産地・国で味を選別することは難しい為、「自分の好きな国」「ゆかりがある」「この国気になる」などの選び方がオススメです。

A,「中南米」
ブラジルやコロンビアなど言わずと知れたコーヒー大国はこの地域にたくさんあります。各国の農園・生産量も多いため品質の差は大きいです。私は、ドミニカ共和国のアルフレッドディアス氏が作る「プリンセサワイニーナチュラル」を飲んだ時にあまりにもフルーティすぎて感動しました。商品名にもあるように豆の状態の時は、ワインやブランデーのような香りがするので、毎回「これはコーヒー!?」と驚きます。
とても個性的なコーヒーの為、人を選びますが好きになった人は離れられなくなります。

B,「アジア・中東」
ベトナムやインドネシアなどアジアでもたくさんのコーヒーが作られております。私が住んでいた東ティモールにも美味しいコーヒーはあります。ここ最近、各国で品評会や品質改善などにより美味しいコーヒーがドンドン生まれてきています。一昔前は「アジアのコーヒーは土っぽい」なんて言われていましたが、ここ最近では、目を閉じて先入観なしに飲むと他の地域に引けを取らない美味しさのコーヒーと出合うことが多々あります。甘さが強いものからバランスの良いコーヒーまで個性豊かです。
インドネシア国内だけであっても生産されている島によって全く別物になります。

C,「アフリカ」
エチオピアやルワンダをはじめアフリカ各国でコーヒーの生産が行われております。アラビカコーヒー発祥の地ともいわれるエチオピアがあること、「イルガチェフ」や「モカ」などと聞いたことのあるコーヒーがアフリカにはあったりします。もちろん好みはありますが、イルガチェフの中にも「G1ナチュラル」や「コンガ」など銘柄が多数あります。一概に「イルガチェフだから」とか「ハワイのコナだから」と安心しない方が良いかもしれません。有名な銘柄ほど、売り手はブランド力で売りやすい為、品質が伴っていないのに名前で無理に販売している場合があります。コーヒーは、作物ですので年度によって品質に変化があります。もちろん専門店では厳しい評価の元店頭に並ぶものが多いので大丈夫だとは思いますが大量に買う前に一度少量でチェックすることをお勧めします。
今年の銘柄ですと、ルワンダのスカイヒルは、アプリコットのような甘みが強く大好きです。濃いめに淹れて氷を入れてアイスにしても美味しいです。

3,焙煎の度合いで選ぶ

コーヒーは、もともと赤い実を脱肉し洗い、乾燥させることで緑の豆(生豆)となります。その生豆を焙煎することで良く目にするチョコレート色のコーヒー豆になります。
この焙煎の工程で豆に「甘み」「酸み」「苦み」が生じてきます。
焙煎度合いは浅煎り(Light)から深煎り(Italian)まで8段階に分けられています。
ここでは、簡単に「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3つに分けて考えたいと思います。

A,「浅煎り」
酸み(強)+甘み(弱)+苦み(無)
B,「中煎り」
酸み(中)+甘み(強)+苦み(弱)
C,「深煎り」
酸み(弱)+甘み(弱)+苦み(強)

このように焙煎の前半で酸みが生まれ、中盤で甘みも伴い、終盤にかけて酸み・甘みが消え苦みが際立つようになります。
ただし、焙煎の度合いはそれぞれの豆の特性によってい浅煎りの合う豆合わない豆、中煎りの合う豆合わない豆などがあるので、焙煎所が推奨されている焙煎度合いで選ばれるのが良いかもしれません。
BUCKLECOFFEEでは、それぞれのコーヒーの特徴を最大限出す為B「中煎り」の前後でそれぞれの適正に合わせて焙煎しています。
念のため下記に8段階を載せておきます。※左から浅煎りで右にかけて煎りが進んでいきます。
「ライト」「シナモン」「ミディアム」「ハイ」「シティ」「フルシティ」「フレンチ」「イタリアン」

私は焙煎度合いを見てザックリとした味のイメージを持って選ぶようにしています。

4,鮮度(焙煎日の確認)

「コーヒー豆は生鮮食品のように扱え」という人もいるくらい鮮度が重要です。
その鮮度とは、「焙煎後どのくらい経っているのか」です。コーヒーの品質の敵として「酸化」があります。
この酸化は主に焙煎後からスタートします。そして、粉にすると酸素に触れる面積が多くなる為加速します。
BUCKLE COFFEEでは焙煎してから2週間以内で飲みきることをオススメしています。
ハンドドリップでコーヒーを淹れる時に「蒸らし」をしますが、その時にコーヒーの粉が膨らめばまだ新鮮です。※深煎りの方が膨らみやすい為一概には言えませんが。
陥没し行くと鮮度を失っています。
コーヒー豆の焙煎日を明記しているお店は、鮮度に自信があるひとつの目印です。

「味」「産地」「焙煎度合い」「鮮度」
この4つのポイントをもとに好みの軸を作ることで美味しいコーヒーに出会いやすくなります。

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