美味しいハンドドリップ コーヒーの淹れ方〜Bonmac編〜

コーヒーをハンドドリップ で美味しく淹れるのは難しそう。という声をよく聞きます。コツさえ掴んでしまえば凄く簡単に美味しいコーヒーをご自宅でお楽しみいただけます。今回は、ブログを通して皆様に美味しいコーヒーの淹れ方をお伝えしたいと思います。※今回のコツは美味しいコーヒー豆(品質・鮮度の良い物)を使用している前提で進めさせていただきます。
次から始まる[目次]の1〜4は淹れる際に注意するポイントです。5は実際に動画で抽出の流れを掴んでいただきます。実際に国内・国外でカフェのバリスタに指導する時に使っている内容と同じものを使用しております。また、後ほどご説明しますがコーヒーを淹れる際にデジタルスケールは必須品です!せっかく良いコーヒー豆を使っても量を雑に決めてしまうと美味しく淹れられる、淹れられないのは運次第になってしまいます。美味しく淹れられない確率の方が高いでしょう。この仕事を長年やってる私でも自宅で適当に淹れたコーヒーは味の薄い時が多々あります…安いものでは1000円前後で購入することが出来るので、すぐに元を取れてしまいます!

 

[目次]

  1. 量を制する物は抽出を制す
  2. 粉の粗さが違うだけで味の出方が違う?
  3. 実は、抽出前半で勝負は決まる?
  4. 蒸らしのタイミングで鮮度を見る
  5. ポイントを抑えた動画で学ぼう

1,量を制するものは抽出を制す

「量を制するものは抽出を制す」という言葉が多用されているくらい抽出には「量」が大切なポイントとなってきます。※この言葉は私しか多用しておりません。コーヒー界でメジャーな言葉では無いので、使用の際はご注意ください(笑)

さて話を戻します。ここで指す量とは2つのことを指します。
①豆(粉)の量
②抽出量(コーヒーの量)

これら2つの量が非常に大事になってきます。BUCKLE COFFEEでは、ハンドドリップ で抽出する際に粉と抽出量の割合を粉1:抽出量10で淹れています。一般的な量よりも贅沢に使用しています。この割合を元に何人分淹れるかを調整します。

(例)
ティーカップ2人分(300cc) 粉30g:抽出量300cc
ティーカップ4人分(600cc) 粉60g:抽出量600cc~700cc
※1回の抽出で多めの抽出の場合1〜2人分の抽出の時よりお湯が多くの粉を通過(ドリッパー内の粉の深さが深い)することから少し多めに抽出してもしっかり味が出ます。すなわち一度に多めに抽出する方が1人分あたりの豆の消費量は少なくコストパフォーマンスが良いと言う事です。基本は粉1:抽出10の割合から徐々に自分好みに調整して行くことをお勧めします。

粉や抽出量の重要性はご理解いただけましたでしょうか?美味しく淹れるためには量が大切です。その為、一家に一
台「デジタルスケール」をご購入することを強くお勧めします!amazonなどで安いものは1000円ちょっとで購入できます。美味しく飲めないで豆代を損するならすぐに回収できる投資と私は考えています。

2,粉の粗さが違うだけで味の出方が違う?

粉には大きく分けて3つに分類されます。

①粗挽き(COARSE)/一般的にはフレンチプレス使用時に推奨されてます。
②中挽き(MEDIUM)/一般的にはハンドドリップ 使用時に推奨されてます。
③細挽き(FINE)/一般的にはエスプレッソ使用時に推奨されています。

上記で「一般的に」と記したのは、BUCKLE COFFEEではハンドドリップ やフレンチプレスでも細挽きで抽出している為です。BUCKLE COFFEEのスペシャルティコーヒー はエグ味等のネガティブな味が一切出ないので、細挽きにしても個性を強く表現できるようにしています。ですので、全ての器具で細挽きのコーヒーを使い抽出しています。個性を強く感じたい方は細挽き/少しマイルドに飲みたい方は中挽き〜粗挽きにすると良いです。

3,実は、抽出前半で勝負は決まる?

ハンドドリップ をする際に、抽出の前半でコーヒー成分のほとんどが出切っています。そして、後半は徐々に薄めることで濃さのバランスを調整して完成となります。ですので、勿体ないからといってドリッパーに残っているお湯を出し切らないでください。予定の抽出量まで来たところでお湯がドリッパー内に残っていても外してください。

4,蒸らしのタイミングで鮮度を見る

蒸らしの方法は次の項目の動画で確認をして見て下さい。ここでは、蒸らし工程のポイントについてお話しします。蒸らしは、新鮮なコーヒー豆に含まれる炭酸ガスを排出させコーヒー成分をスムーズに抽出しやすくする工程です。この炭酸ガスは焙煎後2週間くらいで出切ってしまいます。その為、焙煎直後の豆はこの蒸らし工程がより大切になって来ます。蒸らしの際に、お湯を注ぎ粉を見るとキラキラと細かい泡が弾けていることが分かります。これがガスが抜けている証拠です。この泡の弾けが無くなると蒸らしが完了した合図になります。

5,ポイントを抑えた動画で学ぼう

今回は、下記の道具を使用しています。

①ドリッパー/Bonmac CD-2B
②ドリップペーパー(台形)
③ドリップケトル
④デジタルスケール
⑤ビーカー
⑥コーヒー細挽き粉(20g)※動画の抽出は200cc

今回のドリッパー/Bonmac CD-2Bは、抽出穴が1つで小さいので、抽出スピードが一定になります。味を均一にしやすいところが強みなので初心者から上級者の方まで幅広くお楽しみいただけます。今回は、このドリッパーを使用した動画で説明していきます。淹れ方に悩んでいるお客様はぜひご覧ください。

[ドリップ動画]
https://youtu.be/8WzmMLnjNR0

 

BUCKLE COFFEE(東京都・大田区・東六郷)では新鮮で美味しいスペシャルティコーヒー豆を自家焙煎で多数取り扱っております。店頭では自家焙煎豆の販売とドリンクのテイクアウトも行っています。一杯一杯ハンドドリップやフレンチプレスで丁寧に抽出していてアイスコーヒー、ホットコーヒー様々な種類を飲めます。皆様のご来店、通販でのご注文を心よりお待ちしております。

BUCKLE COFFEE(東京都・大田区・蒲田・雑色 エリア)スペシャルティコーヒー 通販

http://www.bucklecoffee.jp/

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