コーヒー豆に鮮度があるの?

美味しいコーヒーを淹れるポイント[鮮度]

[目次]
1,コーヒー豆の鮮度が重要なワケ
2,コーヒー豆の鮮度の見分け方
3,お家で鮮度を保つ方法
4,美味しく飲むタイミング

1,コーヒー豆の鮮度が重要なワケ

コーヒーは生鮮食品と思え」と昔とあるコーヒーの焙煎士の方に言われたことがあります。スーパーに売っているコーヒーのラベルに記載されている賞味期限は来年と大分先だし、「生鮮食品」という言葉があまりピンときませんでした。しかし、美味しいコーヒーを追求していくと「鮮度」をいかに保つかが重要なことかにたどり着きました。とある焙煎所で買ったばかりで美味しかったはずの豆が、一ヶ月後に飲むと香りも弱く最初の感動を味わうことが出来ませんでした。よくよく調べると「酸化」が原因のようです。コーヒーの酸化は主に、生豆から焙煎豆へと焙煎した時からスタートします。酸化と同時に豆の中に含まれるガス(二酸化炭素)も一緒に排出されていきます。このガスは、抽出時にコーヒー成分をしっかりと抽出する役割を担っています。よって、酸化があまり進んでおらず、コーヒー豆にガスが残っている状態の豆が美味しく淹れる際の鮮度のポイントとなります。

 

2, コーヒー豆の鮮度の見分け方

コーヒーの鮮度の見分け方の代表格が「粉にお湯を注いだ時の膨らみ」があげられます。これは、半分正解で半分不正解です。もちろん、この膨らみはガスが残っている目安になります。しかし、BUCKLE COFFEEの研究では、焙煎度合いにより膨らみに大きな差が出ることが分かりました。浅煎りの豆よりも深煎りの豆の方が膨らみをハッキリと確認しやすいです。また、深煎りの豆は大分時間が経っても膨らむ事もあります。
膨らみだけでは不十分なので、同時に焙煎日も把握することでより正しい鮮度を理解することができます。コーヒー豆の品質・鮮度に自信を持っているコーヒー屋さんは、焙煎日を明記していることが多いのでお手持ちのコーヒーを一度ご確認ください。そして、今日から抽出時の「膨らみ」と「焙煎日」の2つをチェックしてみてください。また、BUCKLE COFFEEの推奨する焙煎後に美味しく飲めるタイミングは焙煎の次の日から2週間です。※粉で保管の場合1週間です。

3,お家で鮮度を保つ

コーヒーの鮮度に影響する要素は、主に下記の4点です。

A,「酸素」
一つ目は酸化のもととなる、酸素です。しっかりと密閉できる容器で保管するようにしましょう。
B,「光」
二つ目は光です。紫外線だけでなく蛍光灯の光なども影響があるので極力暗い場所(冷蔵庫)等で保管してください。
C,「高温」
15℃を超えると温度では、劣化が早まると言われております。夏場は特に常温保管をしないようにしてください。

D,「多湿」

生豆・焙煎豆ともに湿度に弱いです。定温保管が出来る場所がお勧めです。

 

さて、お家の中で「酸素を防いで」「光を遮断し」「15℃以下の」「ある程度一定の湿度」の場所なんて都合のいい場所は…

あります。「冷蔵庫の野菜室」です。密閉できる容器に移し替え野菜室に保管することをお勧めします。

 

4,美味しく飲むタイミング

最後に美味しく飲むタイミングですが、今までの内容も振り返りつつ下記の4点をポイントとして意識してください。

 

A,「焙煎後次の日から2週間以内の焙煎豆を使用」
焙煎したての豆は新鮮で美味しいように感じますが、最低8時間はおいて下さい。焙煎後は、味にばらつきが出ている為、各国の品評会でも焙煎後8時間以降24時間以内のコーヒー豆を使用しております。
B,「淹れる直前にコーヒー豆を挽いて粉にする」
どうしても、粉で買ってしまいがちのコーヒー豆ですが、豆で購入することを強くお勧めします。豆を中挽き粉にすると酸素に触れる面積が約1500倍にもなると言います。その分酸化のスピードも圧倒的に…

電動グラインダー(コーヒーを挽く機械)も最近は5000円前後で長く使えて機能がしっかりしているものも出てきています。1年使えば十分元が取れるでしょう。※手動は時間が有る時はいいですが日常使用には不向きです。
C,「いつ焙煎の豆かチェック」
記載されていない豆袋もありますが、一度いつ焙煎されたものかチェックしてみて下さい。ざっくりとした鮮度の良し悪しはここで確認できます。

D,「お湯を注いだ時の粉の膨らみ」

焙煎度合いにより差は出ますが、一つの目安として粉の膨らみを確認してみてください。焙煎度合い関係なく、ズボズボと陥没していくとコーヒー豆に含まれるガスは抜けきっています。

 

今一度、ご自宅のコーヒーで確認してみてください。

これらのポイントを抑えるだけでさらに美味しいコーヒーに出会える可能性が上がります。

 

ご自宅で美味しいコーヒーをお楽しみください。

 

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。